社員インタビュー .10

人事・労務・総務
小林 覚 2016年5月入社
自分の頭で考え、手を動かす人を待っています

今までの経験が通用しない環境に

以前は同じテルルグループの別会社で携帯販売をしていました。残念ながら、その会社は潰れることになったのですが、その時に「新しい店舗を出すから来ないか?」と誘われたのが入社の切っ掛けです。

実は最初は店舗勤務だったんです。

私は2店舗を行き来しているようになり、気がつけば全体を把握しているようになったんですよね。これならば店舗に入らずに別枠で部署を作ったほうがやりやすいと思い、本社勤務となりました。

現在は総務や人事などをまとめてやっています。

今でこそ型ができていますが、最初は分からないことだらけで途方に暮れました。代表に質問しながらゼロからマニュアルを作り、少しずつ代表の仕事を巻き取っていったんです。

正直、店舗勤務での経験が通用しないのは大変でした。逆に言えば、ルールはなく好きにやってよかったのは未開拓の地を開拓していくような楽しさを感じましたね。

「うるさい」と思われるくらいが丁度いい

私の仕事は、現場から上がってくる精算書や資料に対して公平な立場で指摘するべきところは指摘するというものです。

こういう職務ですから、現場との距離感を特に意識しています。全員に好かれるなんてことはあり得ないですし、仮に好かれるように動いたとしても良いことはありません。

「このくらいなら別に構わないか」などと考えるようになるかもしれませんからね。人間ですから、意識しないと仲の良い人には甘くなってしまうじゃありませんか。

もちろん、一緒に現場で働いたメンバーとは今も仲が良いですが、線引きはしていますね。

とはいえ、福利厚生の一環である社内旅行で沖縄に行った時には、一緒に楽しみました。メリハリをつけるのが大事だと考えています。

自分の考えを持つことが大事

私は採用も担当していますが、重要視するのはコミュニケーション能力。コミュニケーション能力と言うと漠然としていますが、具体的に言えば、自分の言葉で自分が思っていることを伝えられるかどうかということですね。

実際に現場では初対面の人と2〜3時間も対面での会話をする時もあります。これってなかなか大変なことなんですよ。

お客様によって考えていることは違うのは当然ですし、携帯に関する知識レベルも全然違います。

丸暗記したような受け答えではお客様に満足していただくのは難しいですよね。ですから面接でも丸暗記で喋る人には、突拍子な質問を投げかけることもあります。

現実ではこちらが想定したように話しかけてくる人なんていませんから。

思いがけない質問をされた時に人間性が垣間見えるように感じています。

知識は後からつけることは可能です。しかし、知識は人の役に立ててこそ価値があると思っているので目の前の人間に真摯に対応する人間性という土台があってこそだと考えています。

今後は「事務所が狭い!」と思えるくらい、自分の意見を自分の言葉で言える人をたくさん採用したいですね。